身近なお金を考えよう!

 6月30日(土)、高富児童館にて小学生対象講座、「身近なお金を考えよう!~私たちの生活にかかるお金って!?~」が開催されました。市内の小学2年生~5年生とその保護者の方々が参加してくださいました。

 まずは、「税金」のお話から。みんな初めは税金???とピンとこない様子でしたが、「百円ショップでいくらはらう??」という質問に「108円!!」と答え、その8円が税金なんだよ。というお話を聞き、一気に興味がわいた様子でした。

その後は、実際にお給料袋をもらい、その中にはおもちゃのお札が27万円分!!(30歳~34歳の男性の手取り月額平均だそうです。)大金を手にした気分で大喜びの子どもたち!!しかし、ここからは、現実のお話です。父・母・子ども一人の三人世帯として、手にしたお給料から生活に必要なお金が引かれていくのです。

食費に、住宅費・・・。どんどんお金は減っていきます。その中でも「僕は外食しないように節約する。」「私は、日当たりの良さは我慢するから住宅費は少なめに。」などそれぞれがお金を大切にする様子がうかがえ、感心しました。

実際に、生活していくのにはどれだけたくさんのお金が必要かを自分のお給料袋からお金が減っていくことで感じることができた子ども達。保護者の皆さんからも「実際はもっと色々な事でお金は必要ですね。」「改めて考えると貯金が難しいはずですね。」など感想をいただきました。

最後にお金を大切にするためのいくつかのポイントのお話をみんな一生懸命に聞いていました。

今回、体験したことを通して、お金の大切さ、お小遣いの使い道をお家で改めて考えてくれたらいいなと感じました。